花粉症？喘息？気管支炎？見分け方って？

花粉症は症状が似ていることから、喘息や気管支炎と区別しにくいときがあります。

しかし、花粉症と他の病気とは明らかに異なる点があり、見分ける方法もありますので、参考にしてみてください。

花粉症は主にサラサラとした鼻水があり、咳が出る他、花粉症最大の特徴の目のかゆみが出るので、花粉症かどうかを見分けることができます。

また、気管支炎の場合はウイルスに感染するため、鼻水は粘性の高いものになります。
また色にも特徴があり、黄色や緑色になることが多いらしいのです。
それに、花粉症では熱が出ても微熱程度ですが、気管支炎の場合には高熱が出ることがありますので、熱の状態も花粉症と気管支炎を見分ける大きなポイントとなります。

そして、共にアレルギーの症状である花粉症と喘息は、どちらもアレルギー物質が喉の奥の気道に作用することで起こるため、咳が出ます。

しかし、花粉症の場合は、鼻の奥から喉へ鼻汁が流れることが原因で咳が出るため、鼻の症状が改善することで咳も治まります。

鼻の症状が治まっても咳が続く、あるいは喘息の特徴でもある喘鳴を伴う咳の場合は喘息の疑いがあります。

さらに、花粉症では、気管支喘息の発作が起きることもあり得ると言われています。
花粉症の症状がひどい場合や良くならない場合などは、耳鼻科や呼吸器内科などの診察を受けてみることをお勧めします。

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